今月のコラム
20001.12
かわらばん書きのごあいさつ
景気回復もトーンダウンして、街は不景気一色です。
閉塞感の中で、加藤紘一氏の決起には多くの国民の期待が集まりました。結果はご承知のとおりで、悲喜こもごも、賛否両論あるわけですが、首のつながった森総理も、喜びもつかの間、ラグビー早明戦も見せてもらえず、こちらも閉塞感の塊だったりして・・・。(あっ、次元が違うか? でも、案外同じだったりして・・・)
森総理も立派な体格が災いしてか、たたかれっぱなしで気の毒なものです。ここはやはり、校友として声援を送りたいものです。
でも、ラグビーはよかったですね。フォワードが強いというのはいいもんです。負けていてもすぐに逆転できるような気がするし、あのゴール前に押し込まれてジリジリする閉塞感もないし。ウィングが走り抜けてトライするというのは、実にスカッとします。
これというのも、異端の天才、山崎弘樹の復帰が大きいようです。とすると、閉塞感の打破には異端の天才を起用すればいいのかも・・・。ふーむ。
2000.12
かわらばん書きの二日酔いレポート
幹事会の風景
11月20日、恒例の「鍋久」幹事会の予定が、突然の閉店でやむなく、「アトリウム」に会場を移しての幹事会が開かれた。
さすがに新しいだけあって部屋もきれいだが、議題が募金の話とあって、重々しい空気に包まれる。
「長岡の目標は900万ですか・・・」
「そうですか・・・」
「ふぅ・・・」
これでは議論になるはずもなく、
「募金もいいけど、改革はしっかりやってもらわんけらいね」
「そうらそうら、奥島さんらけば、やってくいるろぉ。教授は125万、職員も給料天引きらてがっけん」
「まず関係者に出してもらわんけらいね」
「スポーツが勝たんけば、だめらて」
かくして矛先を転化する諸氏でした。
さて、続いて部屋を移動してのパート2。こちらも出席の9名には広すぎる広間。先ほどからの重々しい心を引きずる諸氏には寒々しいほど。
考えてみれば、あの「鍋久」幹事会が好評だったのは、狭い穴倉ののような部屋に押し込められて、すき焼きをつつくからだという説もあった。
だとすると、今日はその正反対。心なしかコートの襟を立てているようにも見える(もちろん暖房は効いていました)。初めから敗色濃厚の様相ともいえる。
しかも、あの舌好調氏がいない。あの大僧正もいない。あの歴史博士もいない。のっけからエンジン全開になどなるはずもない。乾杯とともに、アイドリング。静かなパート2の始まりである。
会長と市議会自民党幹部が向かい合い、この日最大のニュース、加藤紘一氏の決起の結末を淡々と分析しあう。そして、長岡市政、街づくり等々、極めてクールで知的なパート2となる。
それはまた、オフレコの連続でもある。出席者名も伏せとけとの命を受け、メモることもなし。しかし、こういうパート2も中身があっていいもんですよ。いえ、欠席の方に言ったわけじゃありません・・・。