活動記録
新年会の風景
2004年の正月は穏やかに始まった。春雨とでも言いたくなるような、あたたかい日和続きの正月である。
かも川別館の大広間に集ったのは、就任1周年を迎えた鷲頭会長、田中副会長、高野副会長、七里副会長を始めとするおなじみの顔ぶれ24名である。
「今年はいい年になる!」力強く宣言して、鷲頭会長のあいさつは始まった。
会長によると、成功する人の共通点は、@プラス志向であること。Aいばらない、おこらないこと。B不平不満を言わないこと。の3つであるという。これを実践してみたら、本当に良いことが起こり始めたというのである。さすがは火の玉男と呼ばれるだけあって、成功に向かって一直線という気迫が伝わっくる。軟弱なかわらばん書きとしては、ちょっとお手柔らかにと言いたくもなるのだが・・・。
さて、乾杯は田中副会長である。先輩らしくひたすら明るく元気な乾杯である。しかし、会場には不気味に静かな緊張が漂っていたことを知らない人はいない。
スピーチのトップ、今年初めての参加となった横山顕一先輩 (58年商、横山顕一司法書士事務所) は、不幸のために今回欠席の太田先輩に紹介されての参加です。開業したからには長岡を離れることはないと力説し、若手の人材不足をなげく幹事長を感激させてくれた。
続いては、名簿の誤りを訂正して、柏崎土木改め新潟土木事務所の中村重樹君。穏やかな人柄、酒好き、将来の大物が保証されたようなもの。
政経卒ではなく社会科学卒を強調したのは、ミスターNHK一由応援団長。早稲田スポーツを語らせれば、右に出るものはいない。「今の時代野球が勝っても、ラグビーが勝っても、駅伝が勝たなければダメです。正月2日間まるまる画面を独占できて、宣伝効果抜群です。これに勝るものはありません」
国際問題に目を転じて小山先輩は、蓮池薫さんの親友として、北朝鮮を視察するツアーへの参加を呼びかける。
ホームカミングデー参加の大塚先輩。50年目最後のホームカミングデーということで、先輩らしく感慨を淡々と語った。
一方45年目のホームカミングデーに招待されたのは大地先輩。大物市議として禁句の政治ネタを一言。なにしろ参議院選挙の年。こともあろうに、田中直紀議員夫人と塚田一郎候補夫人が、にらみをきかせている。過激な攻撃がなければいいがと・・・。
塚田志保さんの登場。アナウンサーとして県内では有名な彼女だが、剣道指導会で教えた子供が成人して、「剣道指導会のおかげで剣道を続けることができた」と話し掛けられたという嬉しい話を披露。選挙の話はあいさつだけとは美徳。
いよいよ参議院選挙の話題が出たが、田中副会長と背中合わせの田中真紀子衆議院議員は、「私はしゃべるのはやめたのよ」と、大人しく静観の構え。
なにごともなく、宴たけなわに・・・。
三田会さんが三々五々と訪れ、田中参議院議員も登場してあいさつ。こちらも大人のあいさつだけ。でもこの時真紀子先輩は三田会さんの部屋にでかけて留守。
そして、早慶全員揃ってのエールの交換は、早稲田の誇る応援団長村山先輩の手で始まった。
忘れてみたり、とぼけてみたり、そして一由団長を自在に操る大物ぶり。さすがは長岡稲門会の誇る応援団長である。いや、それだけではない。婿殿のため、というより愛娘のため、オヤジはやるのである。
ともあれ、何事もなく平穏に幕は下りたのであった。