ツーリング途中に通るルートの一部として、また、チョイ乗りのコースとして参考にしていただければ幸いです。
@笹川流れ 村上市〜山北町 R235 約15km
景勝地「笹川流れ」を走る海岸道路。日本海に浮かぶ粟島を近くに望む美しいロケーションは、特に夕日が沈む時間をねらいたい。道路は年々整備され走りやすい。休憩スポットは道の駅「笹川流れ」。話はそれるが、県内第2の離島である粟島は、岩船港(村上市)からフェリーで渡る。私はまだ行ったことはありませんが、海水がきれいなことは当然で、海岸にはウニやサザエがごろごろ転がっているそうです。夜は水平線から水平線まで天の川。夏のキャンプにいかがでしょうか。
A越後七浦シーサイドライン 巻町〜寺泊町 R402 約20km
昔は有料道路だった、岩場を縫う観光道路。佐渡島を近くに。県内唯一のサーキット場「間瀬サーキット」がある。ロケーションは良いが路面状態は悪く、観光の車も多く走っており、ペースが遅くストレスを感じる。ムリな追い越しやハンドル操作ミス等の事故が多く、気を付けたい。幽霊スポットも数カ所あり、注意。
B弥彦山スカイライン 弥彦村、岩室村
2輪は通行止め。その昔レプリカブームのころ、事故が多く2輪は通行止めになったままです。私はRZで数回登りました。コーナーが多く、道幅もそこそこで気持ちよく走れたのに…。特に通称だいろ坂はヘアピンの連続。観光バスに気を付けて4輪で登りましょう。山頂にはレストラン、展望タワー等観光施設や電波塔あり。日本海に浮かぶ佐渡島を一望し、振り返ると広大な越後平野を見下ろす、県内随一のロケーションが楽しめる。アプローチは弥彦村、岩室村、越後七浦シーサイドラインのどちらからも行けるが、2輪通行止め区域の手前までは、峠マシンに気を付けよう。
C寺泊町〜柏崎市 R402、R352 約25km
出雲崎漁港をまたぐ橋から弥彦山方面へ向かって撮影
アプローチは柏崎刈羽原発側から入り、海側の車線を走りたい。寺泊市街地入り口までは、信号機が2機しかなく、殆どノンストップで走れ、日本海を満喫できるコースである。休憩スポットは出雲崎町の道の駅「天領の里」。寺泊町の市街地には入らないようにしたい。特に休日は魚介類を買い求める観光客であふれ、渋滞して走りにくい。海水浴シーズンは、全線に渡り走りにくい。殆どの海岸が海水浴場で、県外ナンバーが加わり渋滞が激しい。近年は釣りのスポットが各地に造成されており、太公望には魅力的なコースでもある。
D上越市〜糸魚川市 R8 約30km
青海町「ピアパーク」の大ウミガメ
北陸方面へ向かう日本海沿岸道路で、県内では比較的温暖なコース。ロケーションは陸側が急に山へと立ち上がるため壁となり、もっぱら日本海側のみとなる。一桁国道としては信号が少なくペースがよいが、追い越しエリアが少ないので注意したい。休憩スポットは2000年7月OPENの名立町「うみてらす名立」、能生町道の駅「マリンドリーム能生」がおすすめ。並行して北陸本線が走っているが、旧北陸線跡をサイクリングロード「久比岐自転車道」として整備されている。国道から一歩登った中腹を走るため、日本海を見下ろしながらのサイクリングを満喫できる。
E六十里越 入広瀬村〜福島県只見町 R252 約20km
JR只見線沿いを田子倉ダムまで走る、コーナーが連続した山岳道路。峠小僧御用達道路だったが、近年は道路の傷みが激しく工事が多い。洗車の直後は行かない方がいいでしょう。休憩スポットは田子倉ダムで、レストラン、遊覧船等の観光施設有り。最近はブラックバス等の外来魚の密放流があり、古来の生態系が崩れてきていることは悲しい限りである。
F魚沼スカイライン
初冬の八海山を望む
六日町ミナミスキー場から上越国際スキー場の稜線を結ぶ道路。道幅は狭くアップダウンが激しいので、比較的小型のバイクで走りたい。六日町、塩沢町方面のロケーションは越後三山を望み、美しい。しかし、反対の十日町市側は低い山が連なるだけで味気ない。魚沼スカイラインへのアプローチ道路であるR253,R353はコーナーが連続し楽しい。
G松代町〜大島村 R253 約10km
建物は「峠の茶屋」
なんてことはないが、中・高速コーナーが続き気持ちがよい、私の好きなコース。休憩スポットには「峠の茶屋」を挙げておきますが、利用したことがないので保証できません。あしからず。
H斑尾山付近
斑尾高原スキー場へ妙高高原町側、野尻湖・タングラムスキーサーカス側、長野県飯山市側のどちらから登っても、コーナーが連続し、楽しい。妙高山のロケーションも良い。