五劫という遠い過去に法蔵菩薩が世自在王仏の下で念仏往生による・衆生救済の四十八願を立て、成就して阿弥陀如来となった。極楽浄土とはこの阿弥陀如来の建立した西方浄土のこと。
今も尚、西方極楽浄土で説法を続けておられると経典に説く。「南無阿弥陀仏」と称える念仏はこの仏の名を一心に称えること。念仏すれば釈迦の教法が衰えた末法の世の中にあって、いかなる衆生も憂いや不安のない極楽に往生できるという、法然や親鸞のいわゆる念仏・他力本願の教えは、この阿弥陀如来の誓願によるもの。
弥陀一仏に帰依する阿弥陀信仰は法然・親鸞により確立。本願寺八世の蓮如の時代には全国的なものとなり、津々浦々に阿弥陀如来を安置する浄土真宗の寺院が建立された。(※浄土宗や浄土真宗の本尊。真宗の場合は立像) |