25.筋トレ始めて継続5周年!

       〜 継続はやっぱり力?おかげで体調、まずは良好 〜

あなたは人目のお客さんです

◆ 筋トレ5年、体調良好

  
長岡南部体育館内
 
長岡南部体育館内

 「年寄りの冷や水」になると家内に警告を受けながら始めた「筋トレ」が今年(H18年3月)丸5年となった。取り上げるほどの趣味もない定年後の人生に、せめて畑仕事と山歩き程度は続けたいものとその体力維持のため一念発起で始めた「筋トレ」だった。還暦・定年をあと一年後に控えた59の年齢だった。  
 始めた頃は、張り切りすぎて週5〜6日以上も通い続けたがしょせんは高齢者の年代、無理は効かない。3ケ月もしたら肩の筋肉に支障が出てしまった。以来、ウイートを落とし、週4日を目標に続けてきた。1年目、2年目はそう体の変化は感じなかったが、体力に少しは自信がついたのかな?といった程度。3年続いたら少し肩、もものあたりに筋肉がついた感じがしてきて、そして日常の疲労感を感じなくなってきた。
 そして今年、丸5年を迎えることができた。持病の冠動脈疾患の不安が全くなくなったわけではないが、近年風邪をひくこともなく、まずまずの体力維持には成功しているようだ。やっぱり継続は力。体力のあるうちの実行が生きたようでありがたい。 

◆ 筋トレの中味は1時間30分、週4回が目標 

 1回のトレーニングのサイクルは、10分間のウオームアップストレッチの後、器具を使っての脚力や腕力運動、腹筋、背筋の交互の繰り返し。ステアマスターやエアロバイクによる心肺機能の強化。ダンベルによる左右振り回し、押し上げ……など々々。12〜3種の器具種目を1セット15回運動を、2セットの組合せをサイクルとしてきた。
 コースを自分なりに組合せ一日1時間30分ほどを見当に、週4回を目標に続けてくることができた。 ステアマスターとエアロバイク 腹筋・背筋トレーニング器具

ステアマスターとエアロバイク/腹筋・背筋トレーニング器

 一回のトレーニングで冬でも汗びっしょりとなる。例えば、一番はじめに取り掛かるステアマスター。階段登りを繰り返すような運動だ。いつも「マニュアルコース」を選択。レベルを「6」に設定して、20分をこなす。10分もしないうちに冬でも汗が流れてくる。心拍数も130近くにもなってくる。60半ばには結構きつい運動だ。終わるとフロアを104階数登った記録になっている。終わると汗びっしょりとなるので、いったん下着を着替えて次のコースに進む。これをスタートに12〜3種の器具種目を1時間半から2時間近くかけ休みやすみ行う。終わって頭からシャワーを浴びると実にさっぱりとして、気分が爽快だ。

◆ 疲労感を感じない(?)ことと、回復が早いこと(?) 

 定年間際まで、宮仕いの一兵卒の身で健康を顧みることなど全く余裕のない人生だった。体力に自信などあろうはずもなかった身だ。
 定年退職して5年目。今もささやかな生活の糧を得ることと、体を使っての健康維持とボケ防止を図ろうと元の職場でアルバイトをしている。その仕事が、深夜勤もあって結構ハードだが、最近そう疲れを感じない。軽い山登りをした後の疲れや、畑仕事の後の疲れでも晩酌の軽い一杯で翌日には回復しているように思う。夜勤勤務の日でも、欠かさず午前中、1時間半ほどのトレーニングの後の仕事でも疲労を持ち越すこともなく助かっている。これも、筋トレの効用ではないかと密かに満足している。ありがたいことだ。
 職場では、古いなじみの友も少なくなってきたが、それでも昔からの仲間との雑談で憩うこともでき、家で閉じこもっているよりいいようだ。邪魔にされないうちは、今しばらく続けてみようか。

◆ 「股さき」、待望の胸がついた! 

 トレーニングの前後に、10分間のストレッチ体操を欠かさないできた。昔から体の硬さでは定評をもつ身。かっては屈伸しても足先に手がつかないほどだった。マットの上で隣の人が股さきで、顔から胸としなやかにつけているのを見ると不思議に思うほどだった。相当の年配の方が楽々とストレッチで胸までつけているのを見ると羨ましいかぎりだった。

開脚で胸がついた バタフライ

開脚で胸がついた/いつも使っているバタフライ

 見よう見まねでストレッチだけはやってきた。1〜2年は硬さはいかんともしょうがなかった。「股さき」は、そのうちに胸までは無理でも、額や顔くらいはマットにつきたいものと頑張ってきた。長年の運動不足は股関節の縮まり、ひざ間接の硬直はひどいものだった。それが、3〜4年目頃には額がつくようになり、顔までもつけられるようになってきていた。それが、今年丸5年のこの1月、アゴがマットについた。しばらくして今度はかすかに胸がついた。「やったー」の気分だった。とても無理と思っていたことが、齢60半ばにして達成できたその達成感で年甲斐もなく一人悦に浸っている昨今である。

◆ いつまで続くか、一年一年の積み重ねで 

  「継続は力なり」とは聞かされてきた。まだ5年ではあるが、一つのことをここまで持続した運動経験は初めてだ。多少ではあるが自信みたいなものが身についたのも初めてだった。
 市民体育館に行くと、70歳台と思われる方が何人も、毎日のように元気に通ってトレーニングを続けているのを見ている。それだけでも刺激になる。持病もちの小生はそこまで続けられるか不安だが、一年一年の積み重ねで、結果するところそこに至れば本望だ。
 3月、彼岸も過ぎてようやく田んぼの雪原が消えてきた。遠くの守門・粟ケ岳の白峰が陽春に輝いて手招きしているようだ。待ちどおしくなって先日快晴の土曜日(3月25日)、鋸山を歩いてきた。まずまずの体調だった。期待にたがわず、久しぶりの山頂からの眺めは、飯豊、粟、守門、浅草。魚沼三山、遠くは巻機とおぼしき連なり、そして妙高・火打までも真っ白な雄姿を見せてくれていた。
 まもなく4月に入る。畑仕事も再開できよう。山歩きと畑作業が還暦・定年後人生の楽しみが、いつまでも続けられることを願いながら、「筋トレ」もサボることなく続けていくことにしよう。

鋸山山頂からの遠望
 
鋸山山頂からの遠望

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