2. 秋野菜の取り入れ
─ 今年の秋野菜、まずまずの出来ばえ ─
◆ 秋野菜の取り入れが楽しい
好きで7〜80坪の畑で、還暦定年後の余暇に野菜づくりを楽しんでいる。
8月の北アルプスでの足のケガでほぼ1ケ月半、畑の手入れを棒にふってしまった。それでもどうにか9月上旬、ダイコン・ニンジン・しゅんぎく・長岡菜の植え付けだけは間にあった。足のケガでマメトラでの耕作に難渋し、ようやく種まきをおやした秋野菜だった。今年の秋の天気は、素人の野菜づくりにも味方をしてくれ、お陰でダイコン、ニンジン、それにネギは立派に育ってくれた。いよいよ収穫の時期となった。後は天候の具合いをみて雪の到来前に取り入れるばかりだ。
春に種イモを植えつけたサトイモも、今年は天候に恵まれすくすく成長し、10月下旬に収穫を終え、同じく長芋も10本ほど収穫を終えている。一家では食べきれず、知人、親戚にもらってもらえて何よりだ。 雪消えから冬菜から始まって、かぶ、ニンジン、ほうれん草、夏にはじゃがいも、キュウリ、ナス、トマト、とうもろこし、モロヘイヤと存分に畑の幸をちょうだいできた。
定年を過ぎたとはいえ、今はまだ完全な「毎日が日曜日」、とまではいかないが、適当な余裕時間を野菜づくりに精だすことで、体力維持と健康、それに新鮮、無農薬野菜の収穫で一石二鳥の上がりでありがたい。 今年の収穫も、あとダイコンの取り残し分と白菜の取入れを残すだけとなった。
そんなある日、近くでともに野菜づくりに精を出しているMさんが、大きなビニール袋に詰め込んだケヤキの落ち葉を10袋余りも畑に持ち込んでいた。聞けば、長岡市役所の清掃員が構内の落ち葉を掃き集めゴミとして処分するのを、格好の堆肥の材料とするためにもらってきたとのこと。
自分もほしいとおねだりしたら20袋、重量にすればおよそ200Kgも運んでくれた。早速畑の一角に、2m×2m深さ40pの穴を3ケ所掘って堆肥作りのEM菌を混ぜ込んで埋めてみた。
はたして来春まで立派に堆肥になってくれればいいが………。
落ち葉で堆肥づくりの畑
見事に堆肥となれば、来年の野菜のできは少しは自慢できるものとなろう。 来春が待ち遠しい。
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