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山を歩くのが好きだ。越後の春。山はだに残雪を残しているころ、里の方から小さな花のたよりが聞こえてくる。花の名前はよく分からないが、雪が消え春の訪れを知らせている。その頃から山の散策をはじめては、花の写真をカメラに収めてきた。あちこちを自分で辿った足跡の地の記録をアルバムにして自分なりに残してみたい。

   

ショウジョウバカマ
ショウジョウバカマ・雪国植物園でH15年3月

        
雪国植物園の雪割り草
            雪国植物園の雪割り草・H15年3月

  雪国植物園の雪割り草 雪割り草・H15年3月

          雪国植物園の水芭蕉
                         雪国植物園の水芭蕉・H15年3月

雪消えと同時に、里山で春一番に咲く花が雪割り草とショウジョウバカマである。そして次々に咲き出すのである。今年(H15年)はことのほか色合いがあざやかだった。

  
いちりん草
 いちりん草

 
鋸山のクガイソウ
       
鋸山のクガイソウ・H15年7月



守門大岳から魚沼三山を望む
3月守門大岳から魚沼三山を望む・遠くは上越国境の峰

 3月、今年2度目の雪の守門岳に挑戦した。雪は前回よりも固くしまって登りやすかった。ほぼ快晴だった。飯豊山、浅草岳が近くにくっきり望まれた。魚沼三山から上越のやまなみが連々と続いて見える。遠くは、妙高、火打山までが双眼鏡で見える。そんな一日であった。(’03年12月記)









越後・荒沢岳の花

シラネアオイ

シラネアオイ

しゃくなげ

しゃくなげ

荒沢岳からの越後駒ケ岳

荒沢岳から越後駒ケ岳を望む

 6月、越後・荒沢岳を歩いてきた。尾根道には、ほとんど残雪はなかった。雪消え跡に点々とシラネアオイの柔らかいはなびらが印象的だった。鮮やかな石楠花もまた見事だった。あれから3年も経っている。(’04年2月記) 

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