パパラギ祭り


パパラギ祭りの役者たち

焚き火に群がるパパラギ・キッズ

火吹きを始めた頃


主要な隊員たち

エーヤ隊長

パパラギ隊結成以来の万年隊長。

当初は、使い物にならないと非難されたり、本人の調整型であるという主張とはうらはらに、独裁的と非難され、クーデターの動きも見られたが、どういうわけか収まってしまった。

突然、本を作ると宣言して、「青本」を作って売りつけたり、 訳のわからない「パパラギ学会新聞」を勝手に発行して、「読め、読め」とうるさい。が、収まっているところをみると、皆があきれ果てたのか、それとも皆を洗脳してしまったのだろうか。

 

 

日和見尊師、またの名を文豪

第七回の祭りで発足した「日和見教団」の教祖。

イイデスネェと唱えれば、すべてがよくなってくるという実に単純な教義を唱え、まやかしながせもすっかりその気になってしまった。一種の自家中毒といえよう。

俗世では日和見事務局長と呼ばれる調整派のリーターである。いつもニコニコして、眉をハの字に垂らしているため、決して敵ができないが、筆を握るとその才能をいかんなく発揮する。

2002年夏、柿川沿いに小ざっぱりした日和見邸を完成。2階のリビングから、東山、西山を眺めながら、日夜日和見に務めているという。

 

ユースのたむら氏

「全日本ユースホステル流しの講釈師たむら氏」というのが正式名称であるが、最近では「いつでもどこでも勉強中君」と呼ばれることが多い。子供の頃からNHK教育テレビしか見たことがないという程の勉強家で、現在も学生証を持つ身分でもある。

彼の最大の弱点は、汗と泥が嫌いなことである。探険隊には不向きであるが、知の探求者として異彩を放っている。

俗世では、「役所の出前も持ち」とも「まやかしの子煩悩」「自然体の教育論者」などいろいろと揶揄されているが、やはり日和見教徒らしく笑ってすごす度量を持つ。

2002年春、10年に及ぶキッチン戦争に終止符をうち、信濃川の土手下に怪しい城を築城する。

 

鉄人あくび男、またの名を朝がゆチョーホー

トライアスロンに挑戦していたことから、鉄人と名づけられたが、鉄人に似合わず目が笑っているため、子供たちに受けがよく、重宝がけれている。

当初は詰めの甘さを隊長に指摘され、数々の失敗談を暴露されたが、朝がゆを担当して才能を開花した。二日酔いの朝はおかゆがいいだろう、という程度のつもりだったが、気合の入った彼の朝がゆは「天安門の朝がゆ」として、名を残すことになった。

 

料理人りんさん

こちらは本家料理人りんさん。その名から、椎名大親分率いる「いやはや隊」と同じく、りんさんチャーハンを担当する。

俗世でも、台所に立つ事が多く、近所では板前と噂されるが、その実は福祉の達人である。彼を父と慕う子供たちが大勢いるのには驚かされる。

 

 

 

 

火炊き屋ロクロスケ

控えめに振舞っているが、山菜、きのこ、果実酒など基本的な野外生活術には奥深いものがあり、認められて火炊き屋を襲名した。雨の中でも、マッチ1本で焚き火をおこし、喝采を浴びた。

俗世では、独身を守っているにもかかわらず、浪費する姿が見られないことから、「推定3000万の男」とも噂される。昨年佐渡が島に島流しにされ、落ち込んでいるようでもあったが、佐渡娘を連れて帰るかどうか注目を集めている。

 

キャンドル・ヒッキリナシ

彼こそはパパラギ祭りになくてはならない存在。自衛隊出身で、サバイバルキャンプを得意とするが、第1回の祭りの時に、トイレや至る所にキャンドルを設置したことから命名された。

洗い桶の設置や、いろいろな秘密兵器の開発購入に余念がなく、快適キャンプにはなくてはならぬ存在になってしまった。平成13年にはついにパソコンまで導入し、「おめぇ、007みてぇらな」とあきれられてしまった。

 

 

 

山本ワイン、または「9時にクルーゾー警部」

ほとんどパパラギ祭り以外には姿を見せたことがないが、祭りには必ずワインをぶら下げて、9時頃に登場する。ここでワインを語るのだが、もはや誰も聞いていない。栓を抜くのを待っているだけである。

ある年に、トレンチコートを着て、髭をたくわえて登場した姿がクルーゾー警部に似ていたことから、改名された。特技は、遅く来て少し飲み、すぐその場で寝てしまうこと。

俗世の姿はナゾに包まれている。

 

オータケ・セーネン、またはユイタン・モジャーラ

隊員の中では少し若く、贅肉のない体型から、誰が名づけるともなくセーネンと呼ばれていた。

パパラギ祭りにはなぜかカヌーを載せて登場する。翌朝カヌーの仲間との定例会があるらしい。パパラギ隊の中では唯一探険しそうな雰囲気があり、剥き出しの足が毛ムクジャラのため、いつのまにか唯一探険するモジャモジャ足を略して、ユイタンモジャーラとよばれるようになった。

 

チャイルド・キャッチャー、日本名こどもだまし

いつでもどこでも、たった3秒で子供たちの心をつかみ、手なずけることができる子供だましの達人。体育会系のいないパパラギ隊の中では、例外の野球部キャッチャーであることから命名された。

体もでかいし、顔もでかい、声もでかい、開放的性格と、俗世ではすぐに会長、校長、園長と間違えられるが、社長でもあるし、各種会長に就任する日も近いと目されている。

 

 


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