長工大賞


第7回 令和元年


堀 光平

(S35M)

 高度成長期前夜に日本の最先端技術集団をかかえる(株)東芝に入社され、社内
環境から先輩に推されて東京理科大学理学部第2部物理学科に学び、東芝総合研
究所において日夜日本の電子機器産業の根幹となる研究開発に従事されました。

 戦後日本を支える企業の中枢で研究分野を確立されると共に、今日の宇宙産業
を合む 「電子ビーム描画装置用高制度試料台」研究開発チームのリダーとして活
躍されました。

 さらに、技術の進化を追い求め東京工業大学の『博士号』を取得され精機学会大
越記念会記念賞並びに日本機械学会賞を受賞され技術立国にその功績を刻まれ
ました。

 あなたの人生そのものが後輩に対するローモデルあり「学ぶ志」を持続されたこと
は母校の誇りであります。

 よって、その功績を讃え、ここに『長工大賞』を授与します。

 

大岩 隆

(S41W)

 東京・長岡で営業マンのスキルアップに挑戦。高齢化社会到来を先見し「長岡シルバー人材センター」の設立に参画しシルバー人材活躍のステージを創り上げられました。

 また、母校愛に萌えバスケット部のOBとして、後輩の支援活動並びに信頼性の厚い人柄から先輩の要請を受け「創立100 ・ 110周年記念事業」に取り組まれました。

 さらに、平成18年から社団法人新潟県立長岡工業高等学校後後会の理事長に就任。

 平成24年4月一般社団法人新潟県立長岡工業高等学校同窓会設立までの間、伝統的な組織の維持管理を全うすると共に同窓会法人化による「資産併合」をよりスムースな方式で実現されました。

 このことは、歴史を誇る長工会持続のための必須条件ありました。

 よって、その功績を讃え、ここに『長工大賞』を授与します。


高橋治道

(S42M)

 開校間もない国立長岡工業高等専門学校に技術力を生かした指導・助言者として就職。高等教育機関の現場で高度な科学技術を身につけることが学生を導く「正道」であることを自覚。人生進路を大転換し大学に進学されました。

 仕事・学業の両立と戦いながら未来志向の「志」に支えられて卒業。その後、長岡技術科学大学に希望移籍され自ら(助教授)の研究開発(平成7年東京大学:工学博士取得)と学生の実務研究指導を通して「教育者」への転身に目覚め、コンピュータやネットワークを専門とする分野から長岡大学の教授に就任。

 変化のスピードが早まる中で、学生のコミュニケーション能力の向上が人生のターニングポイントになることを踏まえ、長岡大学地域連携センターの確立に尽力され

ました。このことは、長岡大学の活性化はもとより地域社会との連携・融合と現場志向の人材育成に新たな教育モデルを構築されました。

 よって、その功績を讃え、ここに『長工大賞』を授与します。

貝瀬利一

(S31M)

 あなたは、年賀状作りに端を発し、持って生まれた感性豊かな技量を生かされ、版画家として日本版画界で活躍され素晴らしい人生を歩まれました。

 情報社会の進展に伴うインターネット社会では「loT・AI・インスタ映え・ブロックチエーン」などの技術進化は視覚表現を大きく変革し生活空間のつなぎ方も大きく変えて行くものと共通認識されております。

 しかし、あなたは人間の本質から湧き出る感性工学の世界で「美・芸術」の世界を追求された情操教育の視点から異色の同窓人材であります。

 数多くの芸術展に出品され文部科学大臣賞の受賞をはじめ輝かしい功績を残されており同窓会にも貴重な作品をご寄贈賜りました。

 その作品は、ものづくりを基本とする「工業高校」出身者らしい感性を表現されたものであり在校生に対する意識啓発に貴重なロールモデルであります。

 よって、その功績を讃え、ここに『長工大賞』を授与します。