長工大賞


第4回 平成28年

岡部福松

(S32W)

 あなたは、母校卒業後、家業を継承し金属加工の技能・技術の向上に研讃される
と共に、お客様のニーズを的確に捉え常に最大の技術力を駆使され「機械メーカー」
として世界市場に対応されて来ました。

 さらに、自らの経験を踏まえた「ものづくり産業」の人材育成・確保と産業創造への
挑戦意欲を着眼大局着地小局のビジョンのもとに『匠の駅』を建設・運営し近未来に
向けた 「ものづくり拠点」を形成されています。

 真に、イノベーションを追求する姿勢は、持って生まれた天性が花開き個性豊かな
中小企業ベンチャーのロールモデルであります。

 よって、その功績を讃え、ここにr長工大賞』を授与します。

小西統雄

(S41C)

 あなたは、母校卒業後、勉学に萌える探究心を大学の進学に道を拓き、幅広い識見を吸収されたのち、家業を継承し「鍍金技術」の評価・向上に研譜されています。

 さらに、高度技術を追求・挑戦する中小企業者として長岡技術科学大学との産学連携・共同研究を推進された足跡は高く評価されるものであります。

 また、次代を担う長岡産業活性化協会NAZEの会長として、長岡の新産業の創造と振興のため後継者の指導・育成等、先駆的な事業活動を展開されています。

 この度、栃尾出身の先達:外山修造を顕彰する「外山修造賞」の栄誉に輝かれました。

 よって、その功績を讃え、ここに『長工大賞』を授与します。

鳥羽忠信

(S58E)

 あなたは、母校卒業後、株式会社日立製作所生産技術研究所に勤務すること30年余の歳月の中、地球規模で大きな変革を遂げているコンピューター社会の課題に気づき、調査・研究に没頭しチームメイトと共に、宇宙空間から降り注ぐ環境中性子線によって半導体・コンピューター周辺機器にソフトエラーを起こすことを突き止め「メモリー開発」俳せて「国際標準化」を実現するなど、日々創造されるコンピューター社会において先駆的な挑戦を続けておられます。

 その結果、第15回山崎貞一言「半導体及び半導体装置分野」を受賞されました。さらに、勤務の傍 長岡技術科学大学において勤勉・研究を持続され近未来への「夢・希望」を追求されています。

 以上のことは、スーパーコンピューター社会の到来を予期する真の社会イノベーション事業として素晴らしい活動であります。正に、長工魂を遺憾なく発揮するイノベーターのモデルであります。

 よって、その功績を讃え、ここに『長工大賞』を授与します。