このサイトの目的とお願い

このサイトを開設した目的と管理者からのお願いを示します。

目的

重大事故が起きた時の避難と環境汚染

重大事故が起きた場合、まず最優先されるのは安全に避難できるようにすることです。しかし、たとえ人間が安全に避難できても、動くことのできない農地や山林及び川や海等の自然環境は、原発から出た放射性物質にさらされるため、放射能の汚染を免れることはできません。
また、汚染された場所を元に戻すためには除染作業が必要になります。このため、避難と併せて、放射性物質による環境汚染とそれを取り除くための除染作業について理解することが重要になります。
新潟県は令和6年に、柏崎刈羽原発で重大事故が発生した時のシミュレーションを実施しました。しかし、このシミュレーションは、「安全対策を施したから、福島第一原発で発生したような『原子炉格納容器が破損する』事故は起きない」という前提で行われました。また、放射性物質が農地等の自然環境に蓄積する量を求める沈着シミュレーションは行われませんでした。

サイトの目的

このホームぺージでは、柏崎刈羽原発で重大事故が発生し「原子炉格納容器が破損」した時
の、放射性物質の拡散シミュレーション結果と放射性物質の沈着シミュレーション結果を示します。
先ず、新潟県が平成27年に行った「拡散シミュレーション結果」に基づいて、事故によって放射性物質が大気中に放出された結果生じる帰還困難区域と避難区域を示します。この図によって、どの地域が避難の対象になり得るかわかります。また、大気中に放出された放射性物質が、時間と共にどのように広がって行くかを示します。この図によって、屋内退避をした場所の放射線の強さの変化や、道路が渋滞した時、どの場所でどの程度被爆する可能性があるかわかります。
次に「独自に行ったシミュレーション結果」に基づいて、事故によって放出された放射性物質がどの程度環境に蓄積されるか示します。この結果から、どの場所の農地がどの程度汚染され、どのような除染作業が必要になるかわかります。
 本サイトで示す避難区域や除染作業の想定は、福島第一原発事故で実施された内容をもとにしています。これらの福島第一原発事故の教訓をもとにして、柏崎刈羽原発で重大事故が起きた際に私たちの住む地域がどのような影響を受けるかを理解し、原発の是非について考えるための材料にして頂くことを目的としています。

ホームページの構成

ホームページは次のように構成されています。
(1)事故の想定と放出される放射性物質
(2)放射性物質の拡散と土壌汚染
(3)風の向きと避難区域
(4)放射性物質の拡がり方と交通渋滞が発生したときの被ばく
(5)シミュレーションの正しさの確認(福島第一原発事故のシミュレーション)
(6)参考資料

謝辞

新潟県が実施した、SPEEDIを用いた放射性物質の拡散シミュレーションの結果[16]について、新潟県原子力安全対策課に使用許可を頂きました。
沈着シミュレーションを実施するに際して、ご多忙な中、新潟県避難委員会元委員の上岡直見氏に多大なご協力を頂きました。
SNSの情報は、原発ゼロ長岡市民ネット五十嵐寿氏にご提供頂きました。
皆様のご協力に深く感謝申し上げます。

お願い

私は原子力や地震、プラント等の専門家ではありません。解釈や情報に誤りが含まれているかもしれませんので、ホームページをご覧になった方々からのご指摘や情報の提供をお願い致します。出来るだけ大勢の方々からご覧いただき、柏崎刈羽原発の再稼働を考える上で、このホームページが少しでもお役に立つことを願っています。
お気づきの点やご感想等をぜひお寄せください。
こちらからお願いします。
画面にご意見やご感想を入力してお送りください。
角山 正博