柏崎刈羽原発で重大事故が発生した時、原発から放出された放射性物質がどのように拡散されるかは、風の向きによって大きく変わります。ここではシミュレーションで得られた結果に基づいて、風の向きが変化したときの避難区域を示します。
| 避難区域の表示 | 格納容器が破損してから72時間の間に受ける実効線量の合計が20mSvを越える区域を赤い斜線で表しています。 |
(参考資料)
大気拡散シミュレーションを用いた避難の評価については主に次の資料をご覧下さい。
[13]、[19]、[27]
冬は西高東低の気圧配置になることが多いため、日本海側では北西の季節風が強く吹きます。
北西の風が吹くときは放射性物質が原発の東側にある長岡市から魚沼方面に飛来する可能性が高くなります。
| 気象条件 | シミュレーション結果 |
|---|---|
|
北西の強い風、降雨なし |
避難区域は原発から南東方向に伸びて長岡市南西部で一旦途切れる。長岡、小千谷、魚沼3市の境界付近から再び始まり,南北方向に幅を広げながら魚沼市を東方向に横切っている。シミュレーションが100㎞で終わっているためこの先は不明である。 |

| 気象条件 | シミュレーション結果 |
|---|---|
|
北西の強い風、降雨あり |
避難区域は原発から南東方向に伸びて柏崎市と長岡市の境界を長岡市方向に越えた付近まで伸びている。その先は長岡市南部と小千谷市南部に部分的に実効線量の高い区域が見られる |

| 気象条件 | シミュレーション結果 |
|---|---|
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北西の中程度の風、降雨なし |
避難区域は原発から南東方向約5㎞の地点まで伸び西山山地付近で一旦途切れる。その先は、西山山地を長岡方向に越えた付近から再び始まり、次第に幅を広げながら原発の30㎞圏を越えて魚沼市西部まで続いている。 |

| 気象条件 | シミュレーション結果 |
|---|---|
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北西の中程度の風、降雨あり |
避難区域は原発からほぼ東方向に伸び、30km圏の境界を越えて幅を広げながら魚沼市を東方向に横切っている。シミュレーションが100㎞で終わっているため魚沼市の先は不明である。 |

| 気象条件 | シミュレーション結果く。 |
|---|---|
|
北西の弱い風、降雨なし |
避難区域は原発から南東方向に伸び、長岡市南部を横切って小千谷市中心部付近まで続いている。 |

| 気象条件 | シミュレーション結果く。 |
|---|---|
|
北西の弱い風、降雨あり |
避難区域は原発から東方向に伸びて長岡市南部を横切り、小千谷市に入ったところから南北方向に幅を広げて魚沼市を東方向に横切っている。シミュレーションが100kmで終わっているためその先は不明である。 |

日本海側に高気圧があるときには北東の風が吹きます。
このときは放射性物質が原発の南西方向に拡散するので、上越市方面に飛来する可能性が高くなります。
| 気象条件 |
北東の強い風 |
|---|---|
| 結果 | 避難区域は原発から南西方向に海岸線に沿って伸びており、柏崎市と上越市の境界を越えて30km圏の境界近くに達している。 |

| 気象条件 |
北東の中程度の風 |
|---|---|
| 結果 | 避難区域は原発から南西方向に柏崎市と上越市の境界付近まで伸びた後一旦途切れる。上越市の西部から再び始まり、幅を広げながら南方向に伸びて長野県との境界を長野側に少し越えた付近に達している。 |

| 気象条件 | シミュレーション結果 |
|---|---|
|
北東の弱い風 |
避難区域は原発から南西方向に海岸線に沿って伸び、30km圏を越えて上越市と糸魚川市の境界付近に達している |

日本海側に低気圧があるときには南西の風が吹きます。
この時は原発の北東にある三条市や燕市、新潟市等に放射性物質が飛来する可能性が高くなります。
| 気象条件 |
南西の強い風 |
|---|---|
| 結果 | 避難区域は原発から北東方向に伸びて与板付近で一旦途切れる。見附市北部と長岡市との境界に近い30km圏境界付近に実効線量の高い区域が見られる。30km圏外の三条市と加茂市の境界付近から再び避難区域が始まり加茂市と田上町の境界付近まで伸びてている。 |

| 気象条件 |
南西の中程度の風 |
|---|---|
| 結果 | 避難区域は原発から北東方向30㎞、長岡市と燕市の境界付近まで伸びている。 |

| 気象条件 |
南西の弱い風 |
|---|---|
| 結果 | 避難区域は原発から北東方向に伸びて与板付近に達している。 |
