交通渋滞が発生した時のひばく

豪雪による渋滞と重大事故が同時に発生した時の被ばくの状況を示します。

発生した交通渋滞

道路渋滞と柏崎刈羽原発の事故が重なった場合の放射性物質の拡散について考えます。
この渋滞は2022年(令和4年)年末の集中豪雪によって発生しました。
この時は冬型の気圧配置が強まり、シミュレーションを行った気象条件とほぼ同じ状況になっていました。
また、この時は北陸道と関越道の2つの高速道路は、高速道路の渋滞を避けるために12月18日の午後4時過ぎから20日夜まで閉鎖されていました。


2022(令和4)年12月18日から21日までの集中豪雪による通行止めに伴って、下の表に示す渋滞が発生しました。

通行止め区間 継続時間 滞留した車両数
国道8号坂井北~国道17号牛ケ島 12月20日6時から12月21日8時(26H) 約1,000台
国道8号長崎新田~米山海岸P 12月19日15時40分から12月21日6時(38H) 約800台

(「令和4度今冬の記録」国土交通省北陸地方整備局道路部より引用)

シミュレーションの結果

格納容器が破損してから経過した時間ごとに、放射性物質が拡散して行く様子を示します。

格納容器破損後の経過時間 シミュレーション結果
1時間 避難指示区域はほぼ東方向に伸び、北陸道及び国道8号を横切って、関越道の北端近くに達している。


格納容器破損後の経過時間 シミュレーション結果
2時間 避難指示区域は幅を広げながらほぼ東方向に伸び、北陸道と国道8号及び関越道と国道17号を横切って、原発から30kmにある長岡市、小千谷市、及び魚沼市が境を接する付近に達している。


格納容器破損後の経過時間 シミュレーション結果
4時間 避難指示区域は北陸道と国道8号及び関越道を横切った後、国道17号の手前で一旦幅が狭くなっている。国道17号を越えた後幅を広げながらほぼ東方向に伸び魚沼市北部に達している。その先はシミュレーション範囲の100㎞を越えるため不明である。


格納容器破損後の経過時間 シミュレーション結果
6時間 避難指示区域は次第に幅を狭めながらほぼ東方向に伸びている。


格納容器破損後の経過時間 シミュレーション結果
12時間 避難指示区域は次第に幅を狭めながら北陸道と国道8号を横切り、関越道を越えた小千谷市と長岡市の境界付近で一旦途切れる。国道17号を越えた長岡市、小千谷市、及び魚沼市の境界付近から再び始まり6時間前の区域と同様に魚沼市北部を東方に伸びている。


格納容器破損後の経過時間 シミュレーション結果
24時間 避難指示区域は更に幅を狭めながら北陸道と国道8号を横切って長岡市南部の関越道手前で一旦途切れる。国道17号を越えた小千谷市と長岡市川口の境界付近から再び始まり、12時間前の区域よりやや狭い範囲で魚沼市北部を東方に伸びている。


格納容器破損後の経過時間 シミュレーション結果
48時間 避難指示区域は更に幅を狭めながら北陸道と国道8号を横切って柏崎市と長岡市の境界付近で一旦途切れる。国道17号東側の小千谷市と長岡市川口の境界付近から再び始まり、経過24時間の区域よりやや狭い範囲で魚沼市北部を東方に伸びている。


格納容器破損後の経過時間 シミュレーション結果
72時間 避難指示区域は48時間経過時点とほぼ同じ幅で東に伸び、北陸道と国道8号を横切った柏崎市と長岡市の境界付近で一旦途切れる。国道17号を越えた長岡市川口付近で再び始まり長岡市を魚沼市に越えた付近で終わっている