放射性物質の拡がる速さ

格納容器が破損してからの経過時間と放射性物質の拡がる範囲を示します。

想定する気象条件と避難指示が出される区域

事故が発生した時、放射性物質が拡散する時間的な変化をシミュレーションした結果を示します。
シミュレーションは、日本海側にとって最も厳しい冬の気象条件を想定して行われました。

気象条件 放射線の測定条件条件 地図の斜線を施した区域

北西の中程度の風、降雨あり
平成24年5月10日11時の気象データに基づく

格納容器破損後の、測定地点地上1mにおける1時間あたり放射線量(全核種)の時間的な変化を計算した。 UPZの屋内退避者に対して、数時間以内をめどに避難するように指示が出される空間放射線量(500(μGy/h))を越える区域を赤い斜線で示した。


(参考資料)
大気拡散シミュレーションを用いた避難の評価については主に次の資料をご覧下さい。
[13]、[19]、[27]

放射性物質の拡がる速さ

大気中に放出された放射性物質は風に乗って運ばれます。
格納容器が破損して、大気中に放射性物質が放出されてから拡散する状況をシミュレーションした結果を示します。
わかり易いように、シミュレーション結果にインターチェンジを含む関越道と北陸道、及び国道8号と17号を追加しました。
この図を見ると、事故が発生した時避難路を通過する時間ごとにどの箇所でどの程度被ばくする可能性があるかわかります。


格納容器破損後の経過時間 シミュレーション結果
1時間 避難指示区域はほぼ東方向に伸び、原発から25㎞程度にある関越道南越路インター付近に達している。


格納容器破損後の経過時間 シミュレーン結果
2時間 避難指示区域は幅を広げながらほぼ東方向に伸び、UPZの境界にある長岡市、小千谷市、及び魚沼市が境を接する付近に達している。


格納容器破損後の経過時間 シミュレーン結果
4時間 避難指示区域は更に幅を広げながらほぼ東方向に伸び、UPZを越えて魚沼市北部を東に伸びている。その先はシミュレーション範囲の100㎞を越えるため不明である。


格納容器破損後の経過時間 シミュレーン結果
6時間 避難指示区域は次第に幅を狭めながらほぼ東方向に伸びている。


格納容器破損後の経過時間 シミュレーン結果
12時間 避難指示区域は次第に幅を狭めながら原発の東方約25㎞付近で一旦途切れる。UPZの境界にある長岡市、小千谷市、及び魚沼市の境付近から再び始まり6時間前の区域と同様に魚沼市北部を東方に伸びている。


格納容器破損後の経過時間 シミュレーン結果
24時間 避難指示区域は更に幅を狭めながら原発から約15㎞程度の長岡市南部で一旦途切れる。UPZの境界付近にある小千谷市と長岡市川口地区付近から再び始まり、12時間前の区域よりやや狭い範囲で魚沼市北部を東方に伸びている。


格納容器破損後の経過時間 シミュレーン結果
48時間 避難指示区域は更に幅を狭めながら原発から約15㎞程度の長岡市南部で一旦途切れる。UPZの境界付近にある小千谷市と長岡市川口地区付近から再び始まり、12時間前の区域よりやや狭い範囲で魚沼市北部を東方に伸びている。


格納容器破損後の経過時間 シミュレーン結果
72時間 避難指示区域は幅を狭めながら原発から東方の柏崎市と長岡市の境界付近で一旦途切れる。UPZの境界付近にある小千谷市と長岡市及び魚沼市が境を接する付近から再び始まり長岡市を魚沼市に越えた付近で終わっている